〈疲れた時こそ運動を!科学的に証明された5つのメリット〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!
最近疲れが溜まっているせいか、昨日朝起きると身体がぐったりしていました。何もする気が起きず、ネットフリックスを見て過ごし、昼寝をするなど一日だらだらしていたところ、午後にはかえってだるさが増しました。

実は、疲れを感じた時はゴロゴロするのではなく、軽い運動が疲れを取るのに効果的です。だらだらと休んでいると逆に身体が重くなります。そこで気持ちを奮い立たせて30分ほどラジオ体操やストレッチ、筋トレした結果、驚くほど身体がスッキリしました。これは気のせいではなく、ちゃんとした理由があるのです。

疲れている時に運動が有効な5つの科学的理由

1. エネルギーの向上(血流促進とATP産生)

疲れている時に軽く運動をすると、一時的に疲労を感じることもありますが、運動後には血流が促進され、全身の細胞に酸素や栄養素が行き渡ります。これにより、細胞内でエネルギーを生み出すATP(アデノシン三リン酸)の産生が活発になり、持続的な活力が得られます。

また、適度な運動はミトコンドリアの働きを活性化させるため、長期的にもエネルギー代謝を改善する効果が期待できます。

2. 気分の改善(エンドルフィンとセロトニンの分泌)

運動をすると、脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌されます。エンドルフィンは鎮痛作用を持ち、ストレス軽減や気分の高揚を促す効果があります。

さらに、軽い有酸素運動を行うことで、神経伝達物質であるセロトニンの分泌が促され、精神的な安定やリラックス効果が得られます。特にストレスや疲労が溜まっているときには、軽い運動を取り入れることで気分が前向きになり、心身のバランスが整いやすくなります。

3. ストレス解消(コルチゾールの低下)

慢性的な疲労やストレスが蓄積すると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が増加します。コルチゾールが過剰になると、免疫機能の低下や脂肪の蓄積、さらには不安感の増大などの悪影響が生じることが知られています。

適度な運動を行うことでコルチゾールのレベルを低下させ、副交感神経を優位にすることができます。これにより、リラックス効果が高まり、日常のストレスが軽減されます。

4. 筋肉の緊張をほぐす(血流改善と筋膜リリース)

長時間座りっぱなしや同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張し血流が滞り、疲労物質である乳酸が蓄積しやすくなります。軽いストレッチやウォーキングを行うことで筋肉がほぐれ、血流が改善されることで疲労物質が排出されやすくなります。

さらに、フォームローラーやストレッチポールを活用することで筋膜リリースを行い、筋肉の柔軟性を向上させることも効果的です。

5. 睡眠の質の向上(自律神経の調整)

適度な運動は睡眠の質を向上させることが科学的に証明されています。特に、日中の運動は体内時計を整え、夜間に深い睡眠を促す効果があります。

また、運動によって副交感神経が優位になり、心拍数や血圧が低下することで、入眠しやすくなることが知られています。良質な睡眠を確保することで、翌日のエネルギー維持にもつながります。

まとめ:疲れた時こそ軽い運動を取り入れよう

疲れた時に何もしないでいると、かえって身体が重くなり、疲労感が増すことが科学的にも明らかになっています。しかし、軽い運動を取り入れることで、血流促進・エネルギー産生の向上・ストレス軽減・筋肉の緊張緩和・睡眠の質向上など、多くのメリットが得られます。

疲れを感じたときには、ジョギングやウォーキング、ストレッチなどの軽い運動を取り入れて、心身のリフレッシュを図りましょう。

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