そろそろ梅雨時期に入りますね。実はこの時期身体の不調が増えるって知っていましたか?
梅雨時期は気温や気圧、天候の急激な変化が見られる時期であり、人々の体調や健康に影響を与えることがあります。
よく出る症状が、神経痛、関節痛、頭痛、胃の不調、そしてぎっくり腰です。
ちょうど先日いらっしゃったお客様もぎっくり腰でした。ぎっくり腰は突然起こる腰痛で慢性の腰痛とは違い、痛みが鋭く動けなくなることもあります。このお客様は歩けはしましたが、身体を起こすと腰全体に痛みが広がりました。
ぎっくり腰にはいくつかのタイプがあります。片側が痛む場合や全体が痛む場合、身体を曲げられない場合や起こせない場合、炎症が起きているものや筋痙攣(スパズム)などがあります。
対処方法はそのタイプによって異なります。たとえば、炎症がなく筋痙攣の場合は、一回の施術でぐっと痛みが減ることも往々にしてありますが、炎症が起きている場合は数日かかります。
この違いは筋肉が強い緊張をしているか損傷しているかの差です。後者の場合は、基本何もできません。マッサージもしてはいけません。前者の場合は首の寝違いと同じの状態で、この部分はすごく過敏になっているので直接刺激は入れられませんが、周囲の筋肉をほぐしたり、できる範囲でバランスを整えていくと、意外と痛みが軽減してくれます。
ではこの2つをどうしたらお客様自身が判別できるのかですよね。
後者の場合は、基本もう動けないですね。何とか動けてもかなり痛みます。また痛むところを触れると熱を持っていたり、少し腫れているような感じだったりします。この場合は、冷やして、損傷部位が回復するまで大人しくしていたほうが無難です。3~4日でだいぶ落ち着いてくるので、その段階で整体にいらしていただければ対処できます。
前者の場合は、動けることが多く、でも腰の曲げられない、伸ばせない。動かさなければ痛くはない。という感じです。基本温めていくのが良いです。また多少痛くても動いていたほうが、回復は早くなります。
とりあえず、どちらかわからなければご連絡ください。
基本ぎっくり腰は急に現れるものですが、こりやゆがみ、老廃物などいろいろ蓄積していて、そういう弱い所に、梅雨時期の影響を受けるものなので、やはり痛くなる前のメンテナンスが大切というわけです。
今は痛くないけど、気になっているのであればぜひ当院へお越しください。問題が起きそうな所は一通り整えます。