こんにちはボディコーチ院長上野です!
ぎっくり腰は誰もが一度はなる腰の急な痛み。動くのもとてもつらいぎっくり腰ですが、実は最も重要なのは「痛みを取ること」だけではありません。ぎっくり腰を引き起こした根本的な原因の改善と、痛みが落ち着いた後の適切なケアが、再発防止に大きな効果をもたらします。
ぎっくり腰の原因とその背景にある「腰の弱さ」
ぎっくり腰の直接的な原因には、重いものを持ったり急に動いたりといった行動が挙げられますが、実際にはその動作で腰を痛めてしまう「腰の弱さ」こそが問題です。腰周りの筋肉がしっかりと柔軟性を持ち、体幹が強ければ早々ぎっくり腰なんかにはなりません。ですから、ぎっくり腰を防ぐためには「腰を強くすること」が非常に大切です。
痛みが取れた後のケアが重要な理由
ぎっくり腰は通常、3~4日ほどで痛みが落ち着くことが多いです。しかし、その痛みが引いた後にも腰には「瘢痕組織」というものが残ります。この瘢痕組織(かさぶたのようなもの)は、何かの刺激ですぐに再び痛みを引き起こす原因になります。ぎっくり腰を繰り返しやすいと言われるのは、この瘢痕組織が完全に回復していないためです。
再発予防と将来の健康のために
瘢痕組織が十分に回復していないと、腰の脆弱性が増し、日々の腰痛や将来的に背骨の変形や脊柱管狭窄症などのリスクが高まります。特に年齢を重ねると、こうしたリスクはさらに大きくなるため、ぎっくり腰の痛みが和らいだからといって油断せず、適切なケアを続けることが重要です。
まとめ:ぎっくり腰は痛みが取れてからも油断せずケアを!
ぎっくり腰になってしまった後は、根本原因となる「腰の弱さ」を改善し、瘢痕組織もしっかりとケアすることが大切です。これを怠るとまた同じようになってしまいます。ぜひぎっくり腰の痛みが落ち着いても腰のメンテナンスを続けて、再発予防と今まで以上な腰の強さを手に入れましょう。
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