〈ぎっくり腰を繰り返す人は危険!?〉

先日来られた40代女性のお客様は、年に3回はぎっくり腰になってしまうそうです。一度痛めてしまうとしばらく違和感が残りますが、それからは気にならなくなるので特に整体に行こうとは思わなかったそうです。

しかし、友人にあることを言われ不安になり来院されました。そのあることとは、ぎっくり腰を繰り返すと『年を取った時に歩けなくなる』ということでした。まぁ歩けなくなるというのは少々脅かしすぎですが、あながち嘘でもありません。

ぎっくり腰を繰り返すということは、相当身体はゆがみ、疲労やこりが蓄積し、体幹が弱いということです。その状態は背骨自体にもダメージを与え、骨(椎骨)や関節(椎間関節)、そして椎間板の劣化を招き、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどになる確率を上げてしまいます。

当院には現在、脊柱管狭窄症のお客様が数名いらっしゃいますが皆様歩くことがとても困難です。そして全員若いときからぎっくり腰を繰り返しています。

そうならないためにも、まずぎっくり腰を繰り返してしまう原因を見つけることが大切。骨盤や背骨のゆがみ、筋肉や関節の硬さ具合、体幹の安定性、普段の姿勢や身体の使い方などをチェックしていき問題になっているものをしっかり改善させていきます。

年に1回でもぎっくり腰をやってしまう方はぜひ一度整体に診てもらうことをお勧めします。

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