〈胃の弱さが肩こりの原因!?:関連痛とは?〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!
寒くなってきたせいか、肩こりを訴えるお客様が増えてきました。肩こりは腰痛のように生活動作が不能になるというものではありませんが、地味に嫌なものです。私も事務作業や勉強を長時間していると肩こりを感じてきます。

そんな肩こりは、長時間の同じ姿勢、猫背などの不良姿勢、目の疲れ、過去のむちうち、歪み、運動不足などによって首や肩の筋肉がこり固まって起きるものです。しかし、肩こりの原因はこれらだけではなく胃の不調からもくるってご存じでしたか?

今日はその辺についてお伝えしようと思います。

内臓と身体の痛みの関係 -関連痛-

胃に限らず、内臓のトラブルが身体の痛みを作り出すこと多々があります。それを説明するのに関連痛という現象を知っておいてください。

関連痛というのは、痛みの原因となる部位とは異なる部位に痛みを感じる現象です。

この現象は内臓が何らかの刺激を受けた際に発生します。例えば心臓が何らかの刺激(狭心症や心筋梗塞)を受けた場合、心臓ではなくまず腕や肩が痛くなったりします。虫垂炎は盲腸になんらかの刺激が加わって起こるが、まずは盲腸ではなくみぞおちあたりが痛くなります。

関連痛のメカニズム

脳は感覚神経を通じて身体のあらゆる組織(筋肉、内臓、皮膚など)からの多くの情報を受け取ります。その情報とは触れられた、動いた、温かさ、冷たさ、そして痛みの情報などです。

特に内臓の痛みを伝える感覚神経と皮膚の痛みを支配する感覚神経は関連が深く、内臓の痛みはその支配している皮膚辺りの痛みとして脳が誤認識してしまうことがあり、これが関連痛の原因です。

簡単に言うと、内臓が悪いのに、そこが痛くなるのではなく、腰や肩、腕、背中という場所が痛くなるということ。もちろんこのケースでは内臓が原因なので、腰や肩をほぐしても痛みは緩和はすることはあっても根本からはなくなりません。

関連痛の代表的な症例

関連痛にはいくつかのパターンが存在します。

  1. 心臓のトラブル:心臓の問題では背中や肩、腕などに痛みが広がることがあります。
  2. 歯のトラブル:歯の根尖部の炎症が顔面や頭部に痛みを放散させることがあります。
  3. 虫垂炎:虫垂炎では、みぞおちに痛みが現れることがあります。
  4. 腎臓のトラブル:背中と腰の間が痛くなることがあります。
  5. 肺のトラブル:背中が痛くなることがあります。

そして、タイトルにあるようにお客様の肩こりが胃の不調から来ているケースもたまに見られます。胃が悪いといっても別に胃がんや胃潰瘍など重たい病気じゃなくても現れます。飲み過ぎて胃がもたれていたり、もともと胃弱であったり、冷たいものを摂取し過ぎたりして胃が冷えていたり、ストレスやプレッシャーで胃がキリキリしていたりと、日常胃のトラブルはよく起きます。

こういった胃の不調が原因の肩こりは肩や首をほぐしても改善しにくく、同時に胃も治す必要があります。

私は20代の頃胃が弱く、よく胃が重くなったり、痛くなったりしていました。私の場合はストレスだったのですが、肩や首背中が本当に毎日つらかったのを覚えています。その都度整体やマッサージ、針もしてもらっていました。しかし、本当に肩こりから解放されたのはストレスがなくなり、胃の調子が良くなってからでした。

胃を調子よくするために

もし、肩こりがあって、かつ胃の調子も良くない方は、上記のようなことが関わっているかもしれません。そのため胃を良くすることが大切です。私自身が実際行ってよかったものを挙げていきます。

1:足湯
2:ウォーキング、ストレッチ
3:よく噛む、消化に良いものを食べる
4:養命酒を飲む
5:ストレス源と向き合い対処する
6:早く寝る
7:漢方を利用する
8:温かい飲み物を飲む(白湯がおすすめ)


特に1の足湯は胃を温めることに効果的なのでおすすめです。

胃が弱い方はこれらを日々心掛けながら胃の調子をよくしてみてください。もちろん整体は全身の血流を改善したり、自律神経の乱れを整えますので、肩こりの緩和や胃を調子よくするためのお役にも立てると思いますので、お気軽にご相談くださいね。