〈頬杖をつく習慣がもたらす身体への影響とそのリスク〉

こんにちは。旗の台で15年以上の実績を持つ整体院『ボディコーチ』院長の上野です

日常生活の中で、何気なくやってしまうクセの一つに「頬杖(ほおづえ)をつく」という習慣があります。実はこの動作、顎関節や首、肩、腰にまで影響を与えるリスクがあることをご存じでしょうか?

この記事では、「頬杖をつく」ことで身体にどのような悪影響が起こるのか、そしてその改善方法について整体の視点から詳しくご紹介します。

なぜ「頬杖」が身体に悪影響を及ぼすのか?

頬杖をつくと、頭部の重さを片手で支えるために、顎関節に左右どちらか一方に偏った圧力がかかります。この圧力が積み重なると、顎のズレや骨格のゆがみを引き起こし、さまざまな症状につながる可能性があるのです。

以下に、実際によく見られる症状をご紹介します。

【1】噛み合わせの不調と歯への悪影響

顎関節がゆがむと、上下の歯の噛み合わせが乱れます。これにより、

  • 一部の歯に過度な力がかかり、歯の摩耗や歯周病のリスクが上昇
  • 食いしばりや歯ぎしりが強くなり、顎関節の負担が増加

【2】顎関節症(がくかんせつしょう)の発症リスク

顎の違和感・痛み・カクカク音が鳴るなどの症状は、顎関節症のサインです。頬杖が習慣化すると、顎の正しい動きが阻害され、慢性的な不調を招くことがあります

【3】肩こり・首のこり

顎の位置がズレると、頭の重さを支える首や肩の筋肉に余計な負荷がかかり、血行不良や筋肉の緊張が生じます。これが慢性的な肩こりや首の痛みの原因になることも。

【4】耳鳴り・めまい

顎関節は耳のすぐそばに位置しているため、顎のズレが内耳に近い神経や血管に影響を与えることがあります。その結果、耳鳴り・めまい・平衡感覚の乱れといった症状が出る場合があります。

【5】頭痛(緊張型頭痛)

顔や頭部の筋肉が常に緊張状態になると、側頭部や後頭部に痛みを感じやすくなり、頭痛を引き起こすことがあります。

【6】骨盤のゆがみ・腰痛

顎関節のゆがみは、やがて全身のバランスを崩し、骨盤のズレや脊椎の歪みにつながることもあります。これにより、慢性的な腰痛や足の左右差、姿勢の悪化などの問題が起きるケースもあります。

頬杖を改善するためのセルフケアと対策

頬杖の習慣をなくすためには、まず自分の姿勢を意識することが第一歩です。以下のポイントを日常生活に取り入れてみましょう。

  • 正しい姿勢を意識する
    骨盤を立て、背筋を伸ばし、肘や腕に頼らない姿勢を保つよう心がけましょう。
  • デスク環境の見直し
    デスクや椅子の高さを調整し、長時間でも自然な姿勢を保てるように。
  • 首・肩のストレッチ
    首や肩周りの筋肉をほぐすことで、緊張やゆがみの予防につながります。

顎の違和感や身体のゆがみを感じたら、当院に相談ください

もしあなたが、

  • 頬杖をよくついてしまう
  • 顎に違和感がある
  • 首や肩のこりが慢性化している
  • 姿勢の悪さや左右差が気になる

といったお悩みをお持ちでしたら、それは身体のバランスが崩れているサインかもしれません。

旗の台整体院ボディコーチでは、

✅ 顎関節・首・骨盤までを全身のつながりとして調整
✅ 日常動作のクセを分析し、根本原因にアプローチ
✅ 再発しにくい体づくりを丁寧にサポート

しております。ご自身では気づかないゆがみも、専門家のチェックと整体で改善が可能です。

まとめ|「頬杖」は軽視できないクセ

「頬杖」は、誰もが無意識にやってしまうクセの一つですが、続けることで顎・首・全身のバランスに影響を及ぼすリスクがあります。放っておかず、早めに見直すことが大切です。


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