〈なぜ整体に通っているのにセルフケアが必要なのか？〉

こんにちは、ボディコーチ院長の上野です！
「整体に通っているのに、どうしてセルフケアもやらなきゃいけないの？」
そんな疑問を持たれるお客様は少なくありません。

今回は、整体とセルフケアの関係性をわかりやすく解説しながら、なぜセルフケアが重要なのかをご説明いたします。

整体は「リセット」セルフケアは「キープ」

まず、整体の役割は身体の歪みや筋肉のアンバランスを調整し、リセットすることです。
一方で、セルフケアはその良い状態をキープするための行動です。

例えば、歪んだ姿勢を元に戻すのが整体なら、それを維持するのがセルフケア。
この二つはセットで考えることで、はじめて身体は本来の状態へと安定していきます。

人間の身体には、「慣れた状態に戻ろうとする力」が備わっています。
これを“身体の記憶”といいます。

たとえば長年猫背だった方が整体で背筋が伸びても、身体は以前の姿勢に引き戻されようとします。この“戻り”を抑えるのがセルフケアの役割です。

そのため、整体後の数日間は特にストレッチや姿勢の意識づけが重要です。

身体の改善は、1回の施術という“点”で完結するものではありません。
施術→回復→セルフケア→次回施術、という流れを“線的”に積み重ねることで、身体の状態は安定し、根本改善へと向かいます。

この線が切れてしまうと、再び不調に戻る可能性が高まるため、日常のセルフケアがいかに重要かがわかります。

セルフケアというとストレッチや運動を思い浮かべがちですが、正しい座り方・歩き方・睡眠姿勢・呼吸法など、日常動作すべてが含まれます。

整体で整えた身体も、日々の姿勢や習慣が乱れていれば、すぐに元に戻ってしまいます。
だからこそ、施術だけでなく“生活の中で自分の身体に意識を向ける”ことが真の改善につながるのです。

整体だけ、セルフケアだけ、ではなかなか結果が出にくいこともあります。
両者を組み合わせることで、痛みの早期改善、姿勢改善、そして再発防止が叶いやすくなります。

当院では、お一人お一人の体に合わせたセルフケア方法もアドバイスしておりますので、お気軽にご相談ください。

整体に通うだけでなく、自分自身の身体ともしっかり向き合っていきましょう！

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