〈産後の身体のケアの重要性2〉

昨日2年ぶりのお客様がいらっしゃいました。その間どうしていたのか伺ったところ、なんと子供を出産してお母さんになっていました。

今回はどうされたかと聞くと、腰痛が再発したのと体形が崩れズボンが入りにくくなってしまったそうです。
産後は骨盤が非常に歪んでいます。なぜ産後は骨盤が歪むのかと言いますと、一つは妊娠中に骨盤周囲の靭帯や筋肉が緩んだり伸びたりするからです。これは子宮や胎児の成長によって骨盤にかかる圧力が増加し、それに対応するために身体が変化するためです。

また、出産時に骨盤が開くことで赤ちゃんが通過できるようになりますが、その過程で骨盤の構造が変形します。特に自然分娩では骨盤がより大きく開きますが、この過程で骨盤の位置や形が変化するのです。

さらに妊娠中や出産後の身体の姿勢や動きの変化も骨盤の歪みに関与します。例えば、授乳中の姿勢や抱っこなどの日常の動作が骨盤に負担がかかります。

これらの要因が組み合わさって出産後に骨盤が歪むのです。この方のように、腰や足の付けが痛んだり、スカートやズボンが入りにくくなるくらい体型に変化が起こるため、早めの対応が必要になります。

例えば適切なエクササイズしたり我々のような専門家の施術を受けることが大切です。

しかし、出産後に少し身体を休めたとしても、すぐに育児に突入し、整体に行く時間もないかもしれません。でもそこはぜひ何とかしてもらい身体のケアをお勧めしたいです。というのも骨盤を含めた身体のケアをしないと育児がとてもつらくなるからです。身体のどこかが痛いと本人も辛いし、育児のストレスも感じやすくなり、精神的にも辛くなるからです。

できれば身体も心も元気な状態で育児を楽しんでいただけたらと思います。そしてそのお手伝いを当院にさせていただけたら幸いです。

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