こんにちはボディコーチ院長上野です!
当院に来院されるお客様は症状が強い方が多く、みなさん腰痛、肩こり頭痛、関節痛など何年もその痛みと付き合っています。私はそんなつらい症状から1回でも早く解放できるように一生懸命施術に臨んでいますが、実は頑張って治し過ぎるのもよくないのです。特に整体を受け始めて間もない場合であればなおさらです。今日はそのあたりをご説明いたします。
治し過ぎるのがよくない理由
お客様が感じている痛みや不調の原因は、コリの蓄積、歪みの蓄積、筋膜の癒着、筋肉の柔軟性の低下、神経伝達の低下、関節の固着化、疲労物質の蓄積、血流の低下、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、内臓の機能低下といったものがほとんどです。
症状が強かったり、長年の症状であるほどこれらが身体に溜まりにたまっています。整体師はこれらを治しているのですが、頑張ってコリをほぐし過ぎたり、歪みを整え過ぎたり、筋膜をはがし過ぎると反動が絶対でます。要は後で痛くなってしまうのです。
例えるならおもちゃの「ジェンガ」。一気に取ろうとすると崩れてしまいます。お客様の身体は悪いなりにも長年その状態になれています。それを悪いものだからと言って一気に治し過ぎるとジェンガのように崩れてしまいます。
整体後、揉み返しが強く出た、ぎっくり腰みたいになった、普段痛みを感じていないところに痛みが出た、身体がだるすぎて動けなくなったという場合、治しすぎによる反動の可能性があるのです。
慣れるまではゆっくり治していく
そのためにも整体に身体が慣れるまでは、ゆっくり治していくことが大切です。どのくらいで慣れるかは個人差がありますが、大体3~4回あたりが一般的で、私は身体を反応を見ながら改善度合いを調整しています。非常に強い痛み、特に関節痛の場合はその倍は時間をかけて治していきます。
しかし、お客様は早期改善を期待しているだろうし、あまり変化が見られない時はがっかりさせてしまうかもしれません。しかし、期待に応えようと頑張って治し過ぎると上記のようなことも起きてしまいます。したがってその旨をお客様に説明し、理解していただく必要があります。
当院では、次回の予約を強制したりはしませんが、とりあえず1クールをお勧めしています。
1クールとは6回の施術のことで、6回というのは私の経験上、整体に身体が慣れ、痛みや歪み、
コリの蓄積などがある程度改善できる回数です。とりあえず1クール来院していただき、改善度合いをみて、その後さらに治していくかをお客様に判断してもらいます。
運動やダイエットなども初めから頑張りすぎると必ずどこかに無理がかかり、逆効果になることもあります。何事も身体が慣れるまではゆっくりやっていきましょうね。
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