〈かかとが痛い!?50代女性の足の悩み:足底腱膜炎〉

かかとの痛みでお悩みの方へ

先日、当院に1年ぶりにご来院された50代女性のお客様も足底腱膜炎によるかかとの痛みを訴えられていました。この方は当院の開院初期に五十肩で通院され、改善後も年に1~2回メンテナンスにお越しいただいていましたが、今回は1ヶ月ほど前からの右かかとの痛みが気になるとのこと。痛みがない時もあれば激痛が走ることもあるそうです。

足底腱膜炎とは?かかとの痛みの原因と症状

足底腱膜炎は、足の裏にある足底腱膜(足の裏を支える靭帯の膜)の炎症や緊張が原因で、かかとに痛みが現れる症状です。

加齢体重増加、歩きすぎ・立ちすぎ、扁平足や足の歪み、さらにはふくらはぎやアキレス腱の硬さが原因になることが多いです。このお客様もいくつかの要因が重なっていることが考えられます。

足底腱膜炎の治療方法と対策

足底腱膜炎は意外に長引くことがあり、1年以上続くことも珍しくありません。足は常に体重を支えるため、かかとの負担を完全に減らすことは難しいのです。しかし、痛みが出たら早めの対策が重要です。次の方法でかかとへの負担を軽減しましょう。

  • 歩行の負担を減らすため、できるだけ自転車を利用し、長時間の立ち仕事や歩行を避ける
  • 硬い靴やヒール、ブーツを避け、クッション性のあるウォーキングシューズなどを履く
  • 痛みのある部位には湿布を貼って冷却するのもおすすめ
  • 足裏の緊張を和らげるために、竹踏みなどを活用したり、ストレッチを行う

整体でかかとの痛みを改善

痛みが慢性化しやすいため、できる限り早期に整体に相談し、足のアライメントを整えることも重要です。施術により、周囲の筋肉の緊張や硬さが和らぎ、足への負担が軽減されます。

かかとが痛い方または足底腱膜炎でお悩みの方は、無理せず早めに対策を取り、足への負担を減らしましょう。


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