こんにちはボディコーチ院長上野です!
多くの方が、腰痛や肩こりなどの痛みがある時には整体を受けますが、痛みが取れてしまうと、他の用事を優先し、通院を中断してしまうことがあります。また、普段のエクササイズやセルフケアも忘れてしまうケースが少なくありません。
しかし、ここで非常に重要な点があります。それは「痛みが取れた=完全に治ったというわけではない」ということです。
痛みの背景に隠れる身体の問題
慢性腰痛や肩こりといった症状の背景には、以下のような身体の状態が存在しています。
- 筋肉の硬直: 長期間同じ姿勢や誤った動作を繰り返すことで筋肉が固まり、血流や代謝が低下します。
- 筋膜の癒着: 筋肉を包む筋膜が硬くなり、正常な動きが制限されます。
- 骨格の歪み: 日常生活の姿勢や体の使い方の癖が原因で、背骨や骨盤がずれ、全身のバランスが崩れます。
- 神経伝達の低下: 骨格の歪みや筋肉の緊張が神経を圧迫し、痛みや痺れ、運動能力の低下を引き起こします。
- 関節の硬直: 可動域が狭まり、柔軟性が低下することで、さらなる負担が蓄積します。
これらの問題が一定程度改善すると、痛みは一時的になくなります。しかし、これらの「根本的な原因」が完全に解消されていない場合、痛みが再発したり、新たな不調を引き起こすリスクが高まります。
痛みが取れた後も整体を継続した方が良い理由
症状が改善した後のケアは、実は最も重要なフェーズです。この段階では、以下のような目的で治療やセルフケアを継続することが推奨されます。
- 歪みや癒着のさらなる改善: 痛みの原因となる構造的な問題を完全に取り除く。
- 筋力バランスの回復: 弱った筋肉を鍛え、全身のバランスを整える。
- 再発防止: 正しい姿勢や動作を定着させ、不調の再発を防ぐ。
まとめ
整体は、痛みの緩和だけでなく、根本的な原因を改善し、再発を防ぐための重要な手段です。痛みが取れたからといって安心せず、定期的なメンテナンスやセルフケアを続けることで、より良い健康状態を維持することができます。
当院は根本からの改善を目指しますが、お客様にこの考えを押し付けることは致しません。これらを知ってもらったうえで、どうしたいのか、どこまで治したいのかを教えてくださいね!
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