こんにちはボディコーチ院長上野です!
「夜中や運動中に急に足がつる……」「痛みで目が覚めてしまう」
こうした 足のつり(こむら返り) にお悩みの方は、実は非常に多く来院されます。こむら返りは単なる疲労や水分不足だけでなく、身体の内側の状態や神経・筋肉のバランスに深く関係しています。
こむら返りとは?医学的な定義とメカニズム
こむら返りとは、筋肉が自分の意思とは関係なく急激に収縮し、強い痛みを伴う状態を指します。特にふくらはぎ(腓腹筋)に起こることが多いため「こむら=ふくらはぎ」が返ると書きます。
この現象は「筋痙攣(きんけいれん)」の一種であり、以下のような複合的な要因が関係していると考えられています。
足がつる7つの原因|あなたはどれに当てはまりますか?
1. 筋肉の疲労
普段使い慣れていない筋肉を使った後や、運動を長時間行った際に、筋繊維が疲労し興奮しやすくなることで痙攣を引き起こします。
2. ミネラルバランスの乱れ
カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムといったミネラルが不足すると、筋肉と神経の伝達に不具合が起こりやすくなります。
3. 脱水症状
特に夏場やスポーツ中などで汗をかいた際に水分とミネラルが一緒に失われることで、足のつりが起こりやすくなります。
4. 血行不良
足先まで血液が十分に行き届かないと、酸素や栄養の供給が不十分になり、筋肉が正常に働かなくなります。
5. 自律神経や末梢神経の不調
神経が筋肉にうまく信号を送れないと、異常な収縮が起こることがあります。これは自律神経の乱れや坐骨神経痛などが影響している場合もあります。
6. 冷え(低体温)
気温の低い場所で筋肉が冷えると、柔軟性が低下し、けいれんが起きやすくなります。冷房の効いた部屋で長時間過ごすことも原因になることがあります。
7. 慢性的な病気
糖尿病、腎臓病、甲状腺の機能異常などが背景にある場合もあります。頻繁に足がつる方は一度医療機関でのチェックもおすすめします。
つりやすい人の特徴と整体との関係性
足がつりやすい方には、以下のような身体的特徴が見られます:
- 姿勢の崩れ(骨盤の歪み)
- 血流の滞り(特に下肢の循環)
- 筋肉の柔軟性不足
- 背骨・腰部の神経圧迫
整体ではこれらのバランスを整えることにより、足がつる頻度の軽減や再発防止が期待できます。
整体でできる「こむら返り」予防の具体例
- 骨盤や腰部のアプローチで神経の通り道を整える
- ふくらはぎや太ももの筋膜リリースによる柔軟性の回復
- 足先への血流改善を促す手技
- ストレッチや生活習慣指導のアドバイス
特に、定期的な整体ケアを受けている方の多くが、こむら返りの頻度が大きく減ったと実感されています。
ご自宅でできる予防法
- 毎日の水分補給(1.5~2Lが目安)
- カリウムやマグネシウムを含む食品(バナナ、ナッツ、豆類など)の摂取
- お風呂で温まり血流を促進する
- 就寝前の軽いストレッチ(特にふくらはぎや足首)
まとめ:頻繁に足がつる方は体からのSOSかも?
足がつるのは単なる疲れではなく、身体のバランスが乱れているサインであることが多いです。
「最近よく足がつる」「マッサージしても改善しない」という方は、ぜひ一度専門家による整体をお試しください。当院ではお一人お一人の状態を丁寧に見極め、根本改善を目指した施術を行っています。
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