こんにちはボディコーチ院長上野です!
当院に来られるお客様の中に左右の足の長さが違うことを気にされている方がいます。以前来られた20代後半の女性の方は、以前通っていた整体院で左右の足の長さが違うから、必ず治した方がいいと言われたそうです。
左右の足の長さが違うことを「脚長差」といいます。脚長差があるからと言って必ず不調になるわけではありませんが、治すに越したことはありません。
脚長差になってしまう原因
脚長差にはいくつかの原因があり、主に以下のように分類されます。
1:機能的脚長差
骨や関節自体に問題があるわけではなく、日常生活における身体の使い方の影響で、筋肉のバランスや骨格の歪み、姿勢の影響で脚の長さに違いが生じる状態です。例えば、足をよく組む、お姉さん座りをする、不良姿勢、運動不足、偏った動きのスポーツなどが原因となります。
2:構造的脚長差
骨や関節自体の長さが異なる場合です。これは生まれつきの場合や骨折や成長異常などによって生じることがあります。
3:一時的な脚長差
怪我や炎症などによって一時的に脚の長さが異なることがあります。例えば、膝や足首の腫れによって一時的に脚長差が生じることがあります。また身体のどこかに痛みがありそこをかばってしまい左右のバランスが崩れ、脚長差が生まれることもあります。
1番の機能的脚長差が多くみられ、整体でほとんど改善するものです。2番の構造的脚長差は骨自体の問題のため改善することはできません。3番は原因となっている痛みや問題が治れば自然と元に戻ります。
脚長差を放っておくとどうなるのか?
脚長差があると姿勢の悪化や歩行の不安定を及ぼし、長期間放置すると腰痛や股関節痛、膝痛、しまいには全身のバランス低下などの問題を引き起こしやすくなります。しかし、日々のストレッチや適度な運動習慣を持っていると、多少の脚長差があっても大きな問題にはなりません。
しかし、ストレッチや運動習慣がない方は、少しづつ影響していき、いつか不調として自覚するかもしれません。したがって治せるうちに治しておくことをお勧めしたいものです。
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