〈危険なのか?しゃがむときに膝がパキパキ鳴る原因と対策〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!
下にある物を取ろうとしたときや、しゃがんだ際に膝が「パキパキ」と鳴る経験はありませんか?この音が鳴ると不安になる方もいるかと思いますが、ほとんどの場合は大きな問題ではありませんが、長期的には改善を目指すことがおすすめです。

膝がパキパキ鳴る主な原因とその対策

1. 関節包内の気泡

関節内には滑液という液体があり、それに含まれるガスが急激に移動することで、気泡が破裂し、「パキッ」という音がすることがあります。これは通常の現象で心配する必要はありません。ただし、関節が硬くなっていると鳴りやすいため、膝周りのストレッチを行うことをおすすめします。

2. 筋肉や腱の摩擦

筋肉や腱が骨や他の組織を越える際に摩擦が生じることで音が発生することがあります。特に膝を曲げたり伸ばしたりする際に鳴りやすいです。筋肉や腱が硬くなると音が出やすくなるため、日常的なストレッチで柔軟性を保ちましょう。

3. 軟骨の摩耗(変形性膝関節症)

加齢とともに膝の軟骨や半月板が摩耗や損傷し、関節がスムーズに動かなくなることがあります。この場合、音だけでなく、痛みや腫れも伴う可能性が高いです。症状が現れたら整体で早めにケアを受けましょう。

4. 膝蓋骨の位置のズレ

膝のお皿(膝蓋骨)が適切な位置からずれることで摩擦が生じ、音が鳴る場合があります。膝の痛みを伴うことが多く、骨盤や股関節の歪みが影響することがあるため、整体で身体全体のバランスを整えることが必要です。

5. 運動不足や筋力低下

膝周りの筋力が低下すると、関節を十分にサポートできず、パキパキと音が鳴りやすくなります。特に大腿四頭筋やハムストリングスの筋力強化が効果的です。

痛みや腫れを伴う場合は整形外科へ

もし膝の音とともに痛みや腫れがある場合、関節の変形が進行している可能性があります。整形外科でレントゲンなどの検査を受け、適切な治療を受けることが重要です。たとえ軟骨の摩耗や変形が見られたとしても、整体で身体のバランスを整えたり、膝周りの筋肉を整えることで痛みの軽減や進行予防が可能ですので、安心してください。

膝の音が気になるけど痛みがない場合

痛みがない場合、通常は深刻に心配する必要はありません。ただし、整体院を訪れる機会があれば、膝の音について相談してみるのもよいでしょう。


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