膝の痛みは、40代・50代に差し掛かると気になり始めることが多い悩みです。例えば「階段を上ると膝が痛む」「走ると膝が痛い」「正座がしにくい」などの症状を感じる方も多いでしょう。
今回は40代後半で階段を上り下りすると膝が痛むと訴える女性のお客様のケースをもとに、膝が痛む原因とその対策をわかりやすく解説します。
膝が痛む3つの主な原因
- 膝関節の変形
年齢を重ねると、膝の軟骨や半月板がすり減りやすくなり、膝関節が変形しやすくなります。特に高齢者の膝の痛みは、膝の変形が原因である場合が多いです。しかし、40代で膝が痛む方の場合、関節の変形が原因であることは少ないでしょう(ただし、早期に変形が進むケースもあります)。実際に、レントゲンを見ないと断定はできませんが、この女性のケースでは関節の可動域も問題なく、変形が原因ではないと考えられます。 - 腰が不安定であること
膝を支える筋力を司る神経は、腰から出ています。腰が不安定になると膝を支える筋力も弱まり、膝に負担がかかりやすくなります。そのため腰が不安定だと走る時や階段を上り下りする時に膝に痛みが出ることがあります。しかし、この女性の場合、腰は割と安定しているため、この要因も可能性が低いと考えられます。 - 膝を支える筋肉や靭帯の硬さ
膝周りの筋肉や靭帯が硬くなると、膝関節への負担が増し痛みを感じます。膝を支える筋肉には大腿四頭筋や内転筋、ハムストリング、膝窩筋などがあり、靭帯には膝蓋靭帯や十字靭帯、側副靭帯があります。今回の女性の場合、大腿四頭筋や膝蓋靭帯の緊張が強く出ており、これが膝の痛みの原因と思われます。
膝の痛みの対策と予防
膝の痛みの対策には、筋肉の柔軟性を保ち、適度な運動で膝周りを鍛えることが重要です。しかし、すでに痛みがある場合は運動次第では悪化してしまうので、まずは整体で整えることをお勧めします。痛みが取れてきたら柔軟な筋肉と関節を維持するためにストレッチや筋力強化を行っていきます。おすすめはプールで歩くです!関節に負担が少ないですから。
整体での膝痛のアプローチ
当院では、膝の痛みの原因を触診や身体の動き、筋力テストなどの分析を通して見つけ出していきます。そして腰(骨盤・体幹)が安定させ、膝の軸を調整し、膝周辺の筋肉靭帯の緊張を取り除いていきます。
膝の痛みを感じたら早めの対策を
膝の違和感や軽い痛みの段階で適切な対処をすることで早期改善が可能となります。何年も悪くしてしてしまった膝痛も時間はかかりますが、次第に痛みが緩和してくることがほとんどです。
膝の痛みは、放置すると人生の質に大きな影響を及ぼすため、早期の対応が大切です。特に「階段を上ると膝が痛い」「正座がしづらい」「走ると膝が痛む」などの症状が出た場合は、早めに整体をしておきましょう。
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