年を取ると膝を悪くする方がたくさんいらっしゃいます。当院にも膝の施術で来院している方が現在数名います。
膝痛の原因は元を辿れば腰の悪さから始まります。足の力、膝を支える力というのは足の筋肉量も影響していますが、腰から出る神経によって支配されています。つまり、いくら足の筋肉量が多くても、腰や骨盤が歪み、硬く不安定になってしまうと足に伝わる神経伝達に問題が起き、足の力が弱くなります。その弱った足に上半身の体重がのり、膝の関節や周囲の筋肉、関節包といった軟部組織に負担がかかるようになり、次第に悪くなっていくのです。
その為、膝痛の予防や現在すでに痛みがありそれらを改善をさせるには腰や骨盤をしっかりと整えなければなりません。
私は以前戸越銀座の整骨院で勤務しており、年配の方が多く来院されていました。その中でも膝痛で苦しんでいる方がたくさんおり、日々の買い物からお友達とのお出かけ、たまの旅行などすべての場面でつらそうでした。
そんな膝痛ですが、改善できるのかと言いますと、変形が進行していなければ大丈夫です。腰を安定させ、膝周囲の筋肉を整えれば痛みは消えてくれることがほとんどです。変形が進んだものだと少しづつでも痛みは緩和はするが完治は難しくなります。従って変形が起きる前にしっかり治しておくことが大切です。
以下のようなことが気になっている方は早急に整体院に駆け込むことをお勧めいたします。
1,階段を上る時足に力が入りづらくなってきた
2,正座が長くできなくなった
3,しゃがんで下の物をスッと取れなくなった
4,小走りをすると膝が痛む
5,50代で腰痛の方
6,体重が平均よりも10キロは重い
7,朝の第一歩目に膝が痛む
8,昔ひどい足首の捻挫をしたことがある
9,病院で膝の軟骨がすり減っていると言われたことがある
以上のようなことが当てはまる方はいずれ膝を悪くする可能性があります。ぜひ一度整体院に相談されてみてください。