こんにちはボディコーチ院長上野です。!
先日、「膝に水がたまって痛くて歩けない」という50代女性のお客様が来院されました。膝の痛みは、日常生活に大きな支障をきたすため必ず治したいものです。
膝に水がたまるとは?そのメカニズム
「膝に水がたまる」という表現はよく耳にしますが、実際には関節内に関節液(滑液)が過剰に分泌された状態を指します。これは「関節水腫(かんせつすいしゅ)」と呼ばれる状態で、関節内部の炎症が原因です。
膝は体重のかかる部位で、歩行や階段の上り下りなど日常の動作で常に負荷がかかっています。そのため、年齢とともに膝関節の軟骨や半月板がすり減ってしまいます。
本来、軟骨や半月板は衝撃を吸収するクッションの役割を担っていますが、これが摩耗すると膝への負担が増加し、体は自己防衛反応として滑液を増やして関節を保護しようとします。これが「膝に水がたまる」原因です。
水は抜くべき?頻繁な注射は避けたいところ
病院では、水がたまりすぎた場合に関節液を注射で抜いたり、ヒアルロン酸を注入するのが一般的です。
しかし、滑液は関節を守るために分泌されているため、頻繁に抜きすぎるのはおすすめできません。
痛みや腫れが強い場合には一時的に水を抜くこともありますが、根本的な原因を改善しなければ、何度でも再発してしまいます。
軟骨は元に戻らない…それでも改善は可能!
残念ながら、一度すり減った軟骨は再生しません。しかし、痛みや水のたまりやすさは改善可能です。
ポイントは以下の2つです。
① 膝の柔軟性を高める
膝周囲の筋肉(太もも・ふくらはぎ・腸脛靱帯など)をマッサージや筋膜リリースなどで緩めることで、膝関節の動きがスムーズになります。
② 膝関節の安定性を強化する
膝そのものだけでなく、股関節・骨盤・腰椎のアライメント(骨格の配列)を整えることが重要です。これにより膝にかかる負担が軽減され、水もたまりにくくなります。
整体によるアプローチのメリット
病院では「対症療法(=水を抜く、薬を出す)」が主ですが、整体では身体全体のバランスを整えて「根本改善」を目指すことができます。
実際に来院された50代の女性のお客様は、6回目の施術を終えた時点で「水はまだ少し溜まっているものの、痛みがかなり軽減された」とおっしゃっていました。
まとめ:膝の水は「抜く」より「原因の改善」が大切
膝の痛みや関節水腫でお悩みの方は、ぜひ一度整体で身体全体のバランスを見直してみてください。
品川区で身体の痛み改善を得意とする整体院ボディコーチでは、丁寧なカウンセリングと検査で、根本原因にアプローチいたします。
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