〈寒さが身体に痛みを引き起こす5つの要因〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!

最近だいぶ気温が低くなってきましたね。それに比例して肩こりや腰痛、関節痛、神経痛など増えてくるでしょう。、特にこの時期はぎっくり腰になりやすいのでお気を付けください。本格的に冷え込む前にぜひ身体のケアをしましょう!

さて寒くなるとどうして身体の痛みが増すのでしょうか?その理由を詳しく解説します。

1. 筋肉と関節の緊張

寒さは筋肉を収縮させ、様々な組織の緊張を高めます。これは身体が熱を保持しようとする自然な反応ですが、筋肉や関節が硬直しすぎると痛みを引き起こします。関節痛や筋肉痛に悩む方にとって、寒さによる硬直は大きな負担となります。

2. 血流の低下

寒い環境では、身体が内部の臓器を温かく保つために、自然な防御反応として末端の血管を収縮させます。また1の筋肉の収縮によっても血管が圧迫され血流が低下します。血流が低下すると、筋肉をはじめとする組織に酸素や栄養の供給が不足し、痛みが生じやすくなります。冷えによる関節痛や手足のしびれに悩んでいる方は、冷やさないよう血流改善を心がけてください。

3. 慢性炎症の悪化

寒さや湿気は、関節リウマチや変形性関節症などの慢性炎症を悪化させることがあります。特に関節炎の症状を持つ方は、寒冷環境で痛みが増す傾向があります。

4. 痛覚が敏感になる

寒さで皮膚や神経の感覚が鋭くなり、痛みを感じやすくなります。寒冷刺激が痛みを感じる神経を刺激し、慢性の痛みが悪化することもあります。腰痛や肩こりなど慢性的な痛みを抱える方は、冬場に症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。

5. 精神的な影響

寒い季節は気分が落ち込みやすく、精神的なストレスが増加します。ストレスは痛みへの感受性を高めるため、寒さによる痛みをさらに強く感じることがあります。

寒さによる痛みの軽減方法

寒さが原因で身体の痛みが増す場合、以下の対策を実践することで症状の緩和が期待できます。

  • 防寒対策:暖かい服装や手袋、靴下の着用で身体を冷やさないようにしましょう。
  • 温浴・温湿布の活用:温かいお風呂や温湿布で筋肉や関節を温めると血行が改善し、痛みが和らぎます。
  • 軽い運動:血流を促進し、筋肉を柔らかく保つことで、冷えによる痛みを防ぎます。
  • ストレスケア:リラックスする方法を取り入れ、精神的なストレスを軽減することで痛みの感受性を抑えることができます。
  • 食事:なるべく身体を冷やす食べ物を避け、温かい飲み物、食べ物を摂取しましょう。特に寝る前や白湯を飲むと身体が温まり、熟睡できるようになります。
    ※生野菜や果物は身体を冷やすため、食べすぎにはご注意を。

寒さと身体の痛みには密接な関係があるため、気温や湿度の変化に敏感な方は、これらの対策を取り入れることで痛みの緩和が期待できますよ(^^)
あとお風邪にもお気を付けください!


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