こんにちはボディコーチ院長上野です!
先日来院されたお客様は50代の女性です。数年前から右の股関節に痛みを感じており、一度は整体で改善したものの、その後のメンテナンスを怠ってしまい、再び痛みが出てしまったとのことです。今回は、自宅近くで信頼できる施術院を探していたところ、当院にたどり着かれました。
女性が股関節痛を起こしやすい理由
実は、女性は男性よりも股関節の痛みを抱えやすい傾向があります。以下はその主な理由です。
1. 骨盤の構造的な違い
女性の骨盤は男性よりも幅が広く、前傾する傾向があります。この骨格の違いが股関節にかかる負担を増加させ、痛みの原因となることがあります。また、骨盤の前傾が強いと、股関節の可動域が変化し、筋肉や靭帯に過度なストレスがかかることが分かっています。
2. 妊娠・出産による影響
妊娠中および出産後、ホルモン(リラキシンなど)の影響で靭帯が緩み、股関節が不安定になりやすくなります。また、体重の増加や姿勢の変化が股関節への負担を増加させるため、産後も適切なケアを行わないと、股関節痛が慢性化するリスクが高まります。
3. ホルモンの変動による筋肉の影響
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の変動は、筋肉の柔軟性や強度に影響を与えます。特に股関節を支える「梨状筋」「内転筋」「腸腰筋」などの筋肉が弱まると、股関節の安定性が低下し、痛みの原因になります。更年期以降、エストロゲンの分泌が減少することで筋力が落ち、関節の負担が増えることも知られています。
股関節臼蓋形成不全とその影響
このお客様は「股関節臼蓋形成不全」と診断されていました。これは、股関節の寛骨臼(骨盤側の受け皿部分)が浅く、関節の安定性が低い状態を指します。生まれつきの要因が大きいものですが、幼少期の運動習慣や姿勢によっても影響を受けます。
股関節は体重を支える重要な部位であり、日常的に大きな負担がかかります。そのため、股関節が不安定な方ほど、適切なメンテナンスが必要となります。しかし、多くの方は痛みを感じなくなるとケアを怠ってしまうため、再発しやすいのが現状です。
整体による改善方法
当院では、股関節の痛みに対して以下のアプローチを行っています。
- 関節のバランス調整:骨盤や股関節のアライメントを整え、正しい位置に調整することで、負担を軽減します。
- 筋肉の硬さを緩和:梨状筋、腸腰筋、内転筋の柔軟性を向上させることで、股関節の可動域を広げます。
- 運動療法:適切なストレッチや筋力トレーニングを指導し、股関節周囲の安定性を高めます。
- 定期的なメンテナンス:痛みが取れた後も、定期的にメンテナンスを行うことで、再発を防ぎます。
まとめ
股関節痛は、骨盤の構造やホルモンの影響、過去の怪我や疾患など、さまざまな要因が絡み合って発生します。特に女性は、妊娠・出産やホルモン変動の影響を受けやすいため、痛みを未然に防ぐためのメンテナンスが重要です。
Iさん、今回の施術で痛みが軽減したら、今後は定期的にメンテナンスを続けていきましょう。痛みのない快適な生活が続くよう全力でサポートいたします。
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