〈良い姿勢よりも大事なことがある〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!
先日来られたお客様から「姿勢が悪いから肩がこるんですかね?」と聞かれました。そのお客様はデスクワークのお仕事で一日中座ってパソコンを使っているようです。座っている姿勢も背中が曲がりやすく、猫背を気にされていました。

確かに、背中が曲がって座っていると肩や首はこりやすくなります。その理由は頭が身体よりも前に位置してしまうからです。

右の図のようの座り方を「スラウチ姿勢」といいますが、頭が前にあるほど首や肩に負担がかかります。ですから、左の図のように背筋を伸ばし頭の位置を身体の中心に戻すことが肩こりを解消するのに重要です。

良い姿勢よりも重要なものとは?

実は良い姿勢よりもっと大事なのものがあります。

それは「持続時間」です。

仮に良い姿勢だったとしても、長時間同じ姿勢をしていること自体がよくないのです。ですので、30分に1度は立ち上がって身体を動かすことをお勧めします。筋肉は動かさないと硬くなります。肩や首を回すなど、こまめに動かす習慣をつけましょう。忘れてしまいそうなら、パソコンに付箋を貼っておくと良いですよ。

こまめに動いていれば、仮に猫背のような姿勢を取っていても割とこらずにいられます。もちろん良い姿勢をとりつつ、こまめに動いた方が良いということは言わずもがなですが。