こんにちはボディコーチ院長上野です!
先日、当院を訪れた50代の女性は、腰の痛みから始まり、次第に下半身のしびれも出現しました。病院では「変形性腰椎症」と診断され、現時点では手術の必要はなく、保存療法が推奨されました。電気治療やリハビリ、マッサージ、牽引などの治療を1か月ほど続けましたが、腰の痛みやしびれの改善が見られなかったため、当院に来院されました。
変形性腰椎症とは?
変形性腰椎症は、加齢や背骨の歪み、姿勢の崩れ、長年の負担によって腰椎(腰の骨)の椎間板がすり減り、骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのような突起ができることで神経や周囲の組織を刺激し、痛みやしびれを引き起こす疾患です。ひどいものでなければ比較的よく見られる症状であり、適切な施術を行うことで改善の余地があります。
当院での施術方針
診察の結果、この方の骨盤は前傾が強く、腰の反り(反り腰)が顕著に見られました。また、腰部の筋肉が極度に緊張しており、これが痛みやしびれの原因になっている可能性が高いと判断しました。
腰の痛みのメカニズム
椎骨の変形や軟骨の減少によって起こる背骨の不安定さが、周囲の筋肉に影響を与えることで、腰部の痛みや違和感が発生します。そのため、腰の筋肉を緩めることで、痛みの軽減が大いに期待できます。
しびれのメカニズム
背骨の後方には、脊髄から枝分かれする神経が通っており、変形した椎骨が直接神経に当たる場合や、炎症物質が発生することで神経が刺激される場合に、足のしびれが発生します。また、骨盤の前傾が強いと、腰椎の後方に圧力がかかり、神経への影響が増すため、しびれが悪化する可能性があります。これを改善するために、骨盤のゆがみを整え、腰椎への圧力を減少させる施術を行います。
施術内容と期待される効果
当院では、以下の施術を中心に行い、症状の改善を目指します。
- 骨盤調整: 骨盤の前傾を整え、腰椎への負担を軽減。
- 筋肉の緩和: 腰部や臀部の筋肉の緊張を緩め、血流を改善。
- 神経圧迫の軽減: 背骨の間を開く”開放”を言う手技を用いて隙間を作る。
- 体幹トレーニングの指導: 腹圧を高めることで腰部の安定性を向上させ、再発を防ぐ。
施術期間と見通し
変形性の症状を改善させるには長期的な期間が必要ですが、とりあえず1クール(6回)を目安に施術を行い、経過を観察しながら適切なアプローチを検討します。腰の痛みは早期に軽減する可能性が高いですが、しびれに関しては神経の回復が必要なため、慎重に経過を見守る必要があります。
まとめ
病院では変形性腰椎症だからもうしょうがないと言われることもありますが、整体とセルフケアにより症状の改善が可能なことが多いのでご安心ください。
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