〈整体やマッサージの後の”身体のだるさ”の原因とは?〉

こんにちはボディコーチ院長上野です!
整体やマッサージを受けた後、「身体が軽くなった!」とスッキリする場合もあれば、「なんだかだるい…」「逆に疲れた気がする」と感じることもあります。

せっかく整体を受けたのに身体がだるいなんてがっかりされるかもしれません。

しかし、そのだるさは身体にとって必要なものかもしれません。

整体やマッサージの後のだるさの原因とは?

整体やマッサージの後の身体のだるさはけして悪いものではありません。それらは簡単に言うと身体の回復反応(好転反応とも言う)です。そして身体が悪い人ほどその反応は強く出ます。

1,疲労物質の蓄積と排出プロセス

まず、整体後の身体のだるさはお客様の疲労蓄積度が大きな要因となります。

整体やマッサージによって筋肉が緩むと、血流やリンパの流れが促進され、体内に蓄積していた老廃物や疲労物質、痛みの物質などが一気に流れ出します。

適度な疲労であれば、それらがきれいになり身体はスッキリするでしょう。しかし、その量が多いと体内で処理される時間やエネルギーは必要以上に要します。そのため、処理できるまでの間は「だるさ」や「倦怠感」を感じるようになります。

2,身体の歪み

整体は骨格の歪みを正し、バランスの良い状態にします。バランスの良い状態はエネルギーを効率的に使え、余計な疲労をしないエコな身体にしてくれます。歪みが強い人ほどバランス変化のふり幅が大きくなり、身体が慣れるまでは余計にエネルギーを使うことになります。それが整体後の疲労感・倦怠感として現れるのです。

自律神経の調整

日頃からストレスを過剰に受けていたり、不規則な生活をしている人は自律神経がとても乱れています。整体によって自律神経が整うと緊張状態から解放され、身体はリラックスモードになります。自律神経が乱れている人ほど、その反動として整体後の身体のだるさとして現れるのです。

整体やマッサージ後のだるさを軽減する方法

整体後の身体のだるさは、身体が回復しようとする正常な反応なので心配ありませんが、すっきりさせる対策もあります。

1.整体後の水分補給をしっかり行う

老廃物の排出をスムーズにするために、自宅に戻られたら常温の水を飲むことをお勧めします。
※冷たい水だと身体を冷やしてしまいます。

2.無理をせず、軽く身体を休める

整体後は、激しい運動は避け、ゆったりとした時間を過ごしてください。できれば30分ほど横になると代謝が良くなります。

3.温めて血流を促進する

整体後は血流が良くなっているため、その日はいつもよりゆっくりお風呂につかってください。さらに疲労回復が促進されます。ただし、熱すぎるお風呂に入ると、血圧が急激に変動するため、40~41℃くらいが良いです。

4.整体後すぐのアルコールやカフェインは控える

整体やマッサージ後は血流が良くなっているため、アルコールの吸収率がかかり、酔いやすくなることもあります。また、カフェインは交感神経を刺激し、効果を妨げる可能性があるため、整体直後は避けたほうが良いでしょう。

まとめ|整体やマッサージ後の身体のだるさは回復のサイン

整体やマッサージ後に身体のだるさを感じるのは、身体が回復している正常な反応です。そして特にそれらを強く感じるのは、疲労や歪みがすごく蓄積している人や自律神経がひどく乱れている人です。

しかし、それらの反応も整体を続けていくと次第になくなり、整体後すぐに気持ちの良いすっきり感を味わうことができますのでご安心ください♪

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