【慢性的な腰痛・肩こりの意外な原因】心理的メリットが痛みを生み出すことも?

こんにちは、整体院ボディコーチ院長の上野です!

腰痛や肩こりといった身体の痛みは、「筋肉の緊張」や「骨格のゆがみ」などの構造的な問題が原因となることが多いです。しかし、実はそれだけではありません
内臓機能の低下、自律神経の乱れ、さらにはストレスや心理的要因が深く関係しているケースも少なくないのです。

本日は、「心理的なメリット」が無意識のうちに痛みを引き起こしている可能性について解説します。慢性的な痛みに悩まされている方にとって、根本原因に気づくヒントになるかもしれません。

「心の働き」が痛みを作り出す?

人間の身体と心は密接につながっており、この関係性は「心身相関」という概念で説明されます。

実際、慢性的な腰痛や肩こり、頭痛などの“原因不明”の痛みの多くに、心理的な影響が関与していることが明らかになっています。これは「心因性疼痛(しんいんせいとうつう)」とも呼ばれ、医療や心理学の分野でも注目されています。

痛みが無意識にもたらす“心理的メリット”とは?

「痛みがメリットになるなんてありえない」と思うかもしれません。ですが、人は無意識のうちに“痛み”を使って自身の精神的な安定を保とうとすることがあるのです。

① 周囲の関心や優しさを得られる

痛みを訴えることで、家族や同僚から「大丈夫?」「無理しないで」と気遣ってもらえることがあります。この“優しさ”を無意識に求めていると、身体が痛みを手放さないという状態になりやすいのです。

② 休むことへの罪悪感を回避できる

日本人は「休むこと」に対して罪悪感を抱きがちです。しかし、痛みがあれば休むことが正当化されます。たとえば、お腹が痛くなることで学校や仕事を休めた経験はありませんか?
これは「身体症状を通してストレス環境から逃れる」一種の心理的防衛反応です。

③ プレッシャーや責任から逃避できる

過剰な責任感やストレスが強いと、心が耐えられなくなり身体に痛みが現れることがあります。
作家・夏樹静子さんのエッセイ『椅子がこわい』では、原因不明の腰痛が仕事のプレッシャーから逃れる手段として現れていたとされています。

④ 経済的な利得(セカンダリーゲイン)

交通事故後の治療費や保険金給付など、痛みによって経済的利益が発生するケースもあります。このような「セカンダリーゲイン(二次的利得)」が、痛みの長期化を無意識に引き起こす原因になることもあります。

痛みが治らない理由が“無意識”にある場合

こうした心理的メリットが痛みの背景にある場合、いくら整体で身体を整えても根本的な解決にはなりにくいです。

当院でも、次のようなお客様がいらっしゃいます。

  • 他の整体院に何件も通ったが、腰痛が改善しなかった
  • マッサージを受けても一時的によくなるだけ
  • 痛みのある部位を治療しても、別の場所にまた痛みが出る

こうしたケースでは、心理的・感情的な側面を含めて全体像を捉えることが重要です。

当院のアプローチ:心と体を包括的にケアします

ボディコーチでは、単なる対症療法に終始せず、身体・内臓・心の状態を総合的に評価する
「原因分析型の整体」を提供しています。

  • 丁寧なカウンセリング
  • 内臓・筋膜・神経系の評価
  • 自律神経のバランス調整
  • 心理的な背景へのアプローチ

このように、多角的な視点から痛みの「本当の原因」を探ることが改善への近道です。

「もしかして自分も?」と感じた方へ

もしあなたが「慢性的な腰痛」「肩こり」「頭痛」などに長年悩んでいて、どこに行っても改善しないと感じているなら、心の働きが関係している可能性があります。

まずは、ご自身の中にある「痛みを持つことのメリット」に気づいてみてください。その小さな気づきが、回復への大きな一歩になることがあります。

まとめ:心理的な要因にも目を向けた根本改善を

身体の痛みは単に「身体のゆがみ」だけが原因ではありません。心と体はつながっており、無意識の心理的要因が症状を長引かせていることもあるのです。

本気で痛みを根本から改善したいとお考えの方は、ぜひ一度ボディコーチへご相談ください。お一人おひとりの背景に寄り添った施術で、健康な身体と心を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


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