〈天気が悪くなると身体の調子が悪くなる方〉

当院に来られるお客様の中には天気が悪くなると身体が痛んだり、調子を崩す方がいます。これはなぜなのでしょうか?

天気が悪くなると一般的に気圧が低下します。こういった気圧の変化が色々と身体に影響を与えるのです。

気圧の変化が身体に影響を与える主な理由として以下が挙げられます。

1.関節や筋肉への影響
気圧が急激に変化すると、関節周囲の組織に圧力がかかります。これによって関節の内部圧が変化し、関節の炎症や痛みを引き起こすことがあります。特に関節痛のある人や関節の弱い人にとって、気圧の変化は痛みの増加をもたらします。また関節周囲の筋肉や軟部組織にも影響を与え、筋肉の痛みも引き起こしやすくなります。

2.血管への影響
気圧の変化により血管内の血液の流れにも影響が出ます。気圧が低下すると血管が広がりやすくなり血圧が下がります。一方、気圧が上昇すると血管が収縮しやすくなり血流が滞ることがあります。これらの変化が急激に来ることによって頭痛やめまいなどの症状が生じることがあります。

3.自律神経への影響
気圧の急激な低下は自律神経の交感神経を刺激します。これにより筋肉の緊張、血流の低下、ストレスや不安感を与えます。

これらの理由により、気圧の変化が身体の調子や健康状態に影響を与えることがあります。

では天気が悪くなると身体がつらくなる人はどうしようもないのでしょうか?

そんなことはありません。整体で身体のバランスを整え、筋肉や関節などの柔らかさを回復させることで、気圧の変化にも対応できる身体になります。自律神経も強くなります。もちろん生活習慣へのテコ入れも必要ですが。

当院に来られているお客様も次第に天気が悪くなっても調子を崩さないようになった方もたくさんおられますので、ぜひ諦めないでくださいね。

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