〈骨盤が前傾してしまう原因〉

女性に多い骨盤の歪み方は前傾してしまうことです。骨盤の前傾とは本来の位置よりも前に倒れてしまう状態です。

骨盤が前傾してしまうと腰が必要以上に反ってしまい、腰痛やひざの痛み、生理痛や便秘、胃下垂、太りやすい、冷え症などの原因になります。

骨盤が前傾(別名反り腰)してしまう原因は筋肉の硬さと脆弱化です。

ではどこの筋肉が硬くなってしまうと骨盤が前傾してしまうのか、それは腸腰筋、大腿四頭筋、最長筋の3つです。

腸腰筋はおなかの奥にある筋肉で体幹を支えています。

大腿四頭筋はいわゆるももの前側の筋肉です。

最長筋は背中の筋肉です。

この3つの筋肉のどれか1つまたは複数が硬くなってしまうと骨盤は前傾してしまいます。しかし、これらが多少硬くなっても反対側に引っ張り戻してくれる筋力があれば前傾にはならないのですが、筋肉が脆弱になってしまうとその力は生まれず、硬さの方に倒れていってしまいます。

鍛えた方が良い筋肉は、大殿筋とハムストリングです。要はお尻ともも裏の筋肉ですね。これらを鍛えれば多少硬くなったとしても抵抗でき、骨盤の前傾は防げます。

これら骨盤の前傾に関わる筋肉たちの伸ばし、鍛えることで骨盤の前傾は改善に向かうことが可能です。ですが、前傾してしまった期間が長いとその位置で固まってしまっているので整体による矯正が必要になります。まずは自分で治していけるものなのか、整体が必要なのかを確かめにいらしてください。

カテゴリー